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中国の若者の新たな社交スタイル
4/26/2021 3:39:56 PM  
 
 

ここ数年、集まって食事をする、映画を見る、街をぶらぶらするといった「伝統的な」社交イベントのほか、「マーダーミステリー」などの没入式推理ボードゲーム、ファンド、ブラインドボックス、さらにはミルクティが若者の間で密かに人気を集め、若者の追いかける「新たな社交スタイル」になった。

■没入式ゲーム

2018年に「どうして新世代の若者はカラオケに行かないの?」という質問がQ&Aプラットフォーム「知乎」に寄せられて以来、この質問にはすでに500件を超える回答が寄せられた。

たくさんの「いいね」がついた回答によると、「若者は『参加した感じ』が弱い社交スタイルを好まないから」だという。参加できる人が限られるカラオケや、過去に流行した単純なテーブルカードゲーム「三国殺」やパーティゲーム「人狼ゲーム」に比べ、今話題の「マーダーミステリー」や密室脱出ゲームは、その特有な「没入式体験」が若者を引きつける重要な要因となっている。

「マーダーミステリー」では、プレイヤーは友人や見知らぬ人と5-10人でチームを組む。それぞれのシナリオ、キャラクター、手がかりに基づいて、五里霧中のプロットの中から、推理によって「真犯人」を探しだし、真相を明らかにする。

ゲーム体験店の中には、より本物に近い体験をするために、セットを組んだり、ストーリーに合った衣装や小道具、音楽を準備したりするところもある。

「マーダーミステリー」マニアの付静さんは、「今の若い人同士の交流は、SNSで『いいね』を送り合う程度の付き合いにとどまるものが多い。顔を合わせていても、それぞれ自分のスマートフォンをいじっていて、交流はどんどん減っている。『マーダーミステリー』は携帯電話を手放し、顔を見合わせて交流し、人と人との間の感情のやりとりを豊富にする機会を与えてくれる。シナリオに沿って、誰もが仮想のキャラクターを演じ、自分自身である必要はないので、知らない人と一緒にプレイしても気まずい思いはしない」と説明した。

■ファンド

昨年はファンドの目覚ましい業績が多くの投資家から高く注目された。2021年がスタートすると、ファンドの発行状況は昨年の勢いが持続し、わずか半月で「注目の基金」が多数誕生した。

公募・新発行のファンド市場での1日あたりの募集規模が再び過去最高を更新し、管理会社の易方達基金管理有限公司が新たに発行した易方達競争優勢企業ファンドは1日で2300億元(約3兆8642億円)を集めた。

ファンドを購入するだけでなく、ファンド自体も話題性に事欠かず、90後(1990年代生まれ)世代の話のネタを非常に豊富にもし、今や若者の社交スタイルの1つになった。

年初以来、「ファンドを通じた社交」はさらに「お見合い会」へと発展している。大手アプリケーションのファンドに関するコメント欄には、「お見合い」に関してたくさんのメッセージが寄せられる。

資産運用に関して長年の経験がある陳さんは、現在のこうした現象について、「コメント欄でお見合い情報を発信している人の大半は90後。SNSプラットフォームは彼らがファンドについて話し合う最も主要な交流ルートだ。交流の過程で、彼らのような若者はそこで自分と趣味が合った人や資産運用についての考え方が似ている人を見つけたいとも考えるのかもしれない。これは『お見合い』の新しいスタイルだといえる」と述べた。

■ブラインドボックス

「ブラインドボックスの筆頭株」と呼ばれる中国の玩具メーカーのポップマートは、このほど香港証券取引所で上場を果たした。何が入っているかわからない神秘性、開けたときの意外性、ストレスを解消してくれる楽しさなどの特徴により、ブラインドボックスは今や多くの若者のお気に入りのトレンド玩具になった。

若者にとって、ブラインドボックスは「わからない」ところにその神髄がある。ケースには何も書かれておらず、開けるまで何が入っているのかわからない。こうした不確実性が意外な満足感と喜びを与えてくれる。

またブラインドボックスは若者の社交ツールにもなりつつある。その不確実性と意外性により、ブラインドボックスの愛好者はSNSメディアや現実の暮らしの中で自分たちの成果を披露し合うことができる。気に入らない人形が出てきても、他の人と交換したり売ったりできる。同時に、同じ趣味をもつ人同士なら、ブラインドボックスを通じて友情を育みやすい。

 

■ミルクティ

ミルクティは現代の「巣ごもり化」した若者の心のよりどころであり、SNSやオフィスでの交流を促進するキラーコンテンツであり、「小確幸」(小さいけれど確実な幸せ)の証しでもある。

現代社会で最も流行している飲料である甘いミルクティは、暮らしの中のすべての煩わしさやストレスをしばらく忘れさせてくれる。若い女性が女友達と街をぶらぶらする時、もう手ぶらではなくなり、必ずミルクティを手にしているようになった。こうしてミルクティはバッグと同じように、外から見える、自分のステータスや精神状態を見せるための装飾品になった。

ミルクティの最も主要な消費層はインターネットとの関わりが深い人々だ。彼らは小さい頃から生活環境の中で年長者の命令に従ったということがなく、ライフスタイルを選択する時には「友人たち」からより多くの影響を受け、気持ちを通い合わせるのも「友人たち」ということが多く、血縁や親族、上下関係の枠にはめられた「パワー型の関係」を拒絶する。

ミルクティは飲料品としても、そこに含まれる意味としても、より平等、気軽で、圧迫感などなおさらない。このような飲料が若い世代の「社交の新貴族」に成長したことは少しも意外ではないだろう。

 

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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